ラズパイでGPIOを使用する

GPIOを使用する

GPIOにより電圧の出力や、入力が可能です。GPIOのピン配置は「https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/gpio/」に掲載されています。

モジュールのインストール

下記命令でインストールします。

$ sudo pip3 intall rpi.gpio

出力

GPIO17(ピン11)の制御を行います。GPIO17からLEDと220Ωの抵抗を直列につなぎ、GND(ピン9)に接続します。これにより、GPIO17がONになるとLEDが光り、OFFになると消えます。GPIOの電圧は3.3Vで電流は50mAまでです。LEDの電圧降下は2V程度なので、1.3V/220=5.9mA程度の電流が流れることになります。仮に、LEDがない場合でも、15mAで50mA内に収まります。抵抗がないとラズパイが壊れる恐れがあるので注意しましょう。

python3により以下のようにコマンド打ちます。

import RPi.GPIO as GPIO
PIN = 11
GPIO.setmode(GPIO.BOARD)
GPIO.setup(PIN,GPIO.OUT)
GPIO.output(PIN,True)
GPIO.output(PIN,False)
GPIO.cleanup()
exit()

GPIO.output(PIN,True)でLEDが光り、GPIO.output(PIN,False)で消えます。

入力

GPIOの入力値は以下のようにして取得します。

import RPi.GPIO as GPIO
PIN = 11
GPIO.setmode(GPIO.BOARD)
GPIO.setup(PIN,GPIO.IN)
print(GPIO.input(PIN))
GPIO.cleanup()
exit()

GPIO.input(PIN)により、電圧が高いか低いかを取得することができます。

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